2023-01-01から1年間の記事一覧

私のような人でなしでも本当に救われるのだろうか

今から20数年前のことだったろうか、私もインターネットというものに出会い、掲示板等で遠くの見知らぬ人と会話を楽しみ、そして、ホームページを作成して思う存分、自分語りをしたものだったな。友人達の綴った小説を読ませてもらっては感想を書き、自分…

人に書かせるブログは稀有な存在なのだよ

とある人のブログを読んでいる。誰の、とは言えぬが、それは私が読んでいることでその人に迷惑がかかるかもしれない、或いは不快感を抱かせてしまうかもしれないという此方の勝手な気持ちから「読んでいる」とは公言できないのだが。以前、そういった傾向の…

私はそれを嫌悪する

最近は誰でも知っているような有名人がまだそれほど年でもないのに次々と亡くなっているが、その亡くなった人を取り上げて語るブログはけっこうある。私も昔、有名人だけに限らず、私の書いた物を読んでいる人の誰も知らない故人について書いたこともあるし…

命続く限り書き続けよう

「ブログという長すぎる遺書、あるいは往生際の悪い存在証明について - いつか電池がきれるまで」を読んで。 fujipon氏は50代となったのか。私も似たようなものだよな。氏の存在を知ったのも随分と昔のこととなったしな。氏はずっとその場所で書き続けてい…

己を救う為に書き続ける

yas-toro氏が久しぶりにアクションをして下さったことで、あの頃のコミュニケーションを懐かしく思い出している。yas-toro氏以外にも何人かの方々とトラックバックをし合ったりしたものだった。こんな私でもちゃんとしたコミュニケーションが出来るのだと少…

ひとつ年下のあなたへ哀悼の意を表する

人はやればできるもの、諦めなくてよかったと言ってこの世を去っていったあなたは死に間際で何を思ったのか。奇しくも、あなたの創った主人公と同じような亡くなり方をしたということは、もしかしたら、あなたは異世界に転生を果たしたのかもしれぬ。あなた…

異世界転移物語

別れた人の思い出の品を捨てた。品物だけではなく、メールログも全て。ただ、一つだけ捨てられないものがある。その人は小説を書いている人だったので、御自分の小説を文庫化し、それを下さったのだが、それだけは捨てることができなかった。本を捨てるとい…

直接言えないのなら黙ってろ

今まで好きだったサイトやブログが削除されてきたのを悲しい思いで見つめてきた。最近でも好きで読んでいたブログが更新できなくなったから閉鎖すると書置きをして暫くの後に削除された。どうして放置という形で残してはくれないのか、微かな憤りさえも感じ…

私は炎で思い出を燃やそう

大切にしていたものを捨てようと決心をし、片づけをしていたら、とあるメッセージカードが出てきた。ああ、そんなものを貰ったことがあったなあと思ったのだが、今の今迄忘れていたのだ。そんな私であるから、当時付き合っていたその人からのそのカードの事…

あなたの香りに包まれて

香水という名の歌がある。香りというものは誰かを思い出させるということらしいが、まさにその通りだな。 シロツメクサ、エーデルワイス、カミツレ、ユキノシタ、センブリ。 かつて、心寄せていた人が私にと送ってくれた香りを今夜は胸いっぱいに嗅いで眠り…

愚かな夢を見ている

Twitterに私もアカウントだけは持っている。ほとんど呟くことはないのだが。友人の書いた物を宣伝する目的で始めたようなものだったのだが、その友人も今は現実でそんな暇はないくらいに忙しくしているので、Twitterで宣伝するのもやめたほうがいいのではな…

その名前は先生となるべき人だった

その人の名前を紙面で見つけ、ああ、矢張りまだ生きておられたかと思ったものだった。もうとっくの昔に亡くなっていたと思っていたのだから。幼い頃、その人の名前が聞いたことない変わった名前でずっと印象に残っていた。苗字も名前もどちらも変わった名前…