私こそ文才の無い人間なのだよ

二桁の読者数を持つブログ主が自分には文才がないとか他人が読みやすいと感じてくれるような文章を書けないといったようなことを書いているのを通りすがりに読んだ。書き出したのも数年前というブログであり、それだけの短い期間で二桁の読者がつくというの…

あなたのいない世界は不幸の嵐が吹き荒れている

1という数字は恐らく世間にとっては不吉な数字と思われているのかもしれぬ。ただの偶然ではあるが、災害が起きた日々を思うと私はそう思ってしまうのだ。311然り、11然り。勿論、災害は1のつく日だけではないことも知ってはいるのだが。そして、そんな…

どうか聞かせて欲しい

私のブログも読まれないブログの一つだ。此処を書き出した当初は明確な目的があって書いたものだったが、多くの人に読まれることも目的の一つではあった。だが、此処で書き始める前の書き場所ではとんでもなく読まれていたこともあったので、その時に比べれ…

自分のこととか他人のこととか関係ない

随分と昔のことだ。その人は友人と二人で雨の中、ずぶ濡れになりながら踊っていた。私がその人をじっと見つめているのを知ってか知らずかわからぬが、私は楽しそうに踊る二人を見続けていたのだ。その時、とある歌が頭の中に浮かび、二人を見続けている間中…

私のような人でなしでも本当に救われるのだろうか

今から20数年前のことだったろうか、私もインターネットというものに出会い、掲示板等で遠くの見知らぬ人と会話を楽しみ、そして、ホームページを作成して思う存分、自分語りをしたものだったな。友人達の綴った小説を読ませてもらっては感想を書き、自分…

人に書かせるブログは稀有な存在なのだよ

とある人のブログを読んでいる。誰の、とは言えぬが、それは私が読んでいることでその人に迷惑がかかるかもしれない、或いは不快感を抱かせてしまうかもしれないという此方の勝手な気持ちから「読んでいる」とは公言できないのだが。以前、そういった傾向の…

私はそれを嫌悪する

最近は誰でも知っているような有名人がまだそれほど年でもないのに次々と亡くなっているが、その亡くなった人を取り上げて語るブログはけっこうある。私も昔、有名人だけに限らず、私の書いた物を読んでいる人の誰も知らない故人について書いたこともあるし…

命続く限り書き続けよう

「ブログという長すぎる遺書、あるいは往生際の悪い存在証明について - いつか電池がきれるまで」を読んで。 fujipon氏は50代となったのか。私も似たようなものだよな。氏の存在を知ったのも随分と昔のこととなったしな。氏はずっとその場所で書き続けてい…

己を救う為に書き続ける

yas-toro氏が久しぶりにアクションをして下さったことで、あの頃のコミュニケーションを懐かしく思い出している。yas-toro氏以外にも何人かの方々とトラックバックをし合ったりしたものだった。こんな私でもちゃんとしたコミュニケーションが出来るのだと少…

ひとつ年下のあなたへ哀悼の意を表する

人はやればできるもの、諦めなくてよかったと言ってこの世を去っていったあなたは死に間際で何を思ったのか。奇しくも、あなたの創った主人公と同じような亡くなり方をしたということは、もしかしたら、あなたは異世界に転生を果たしたのかもしれぬ。あなた…

異世界転移物語

別れた人の思い出の品を捨てた。品物だけではなく、メールログも全て。ただ、一つだけ捨てられないものがある。その人は小説を書いている人だったので、御自分の小説を文庫化し、それを下さったのだが、それだけは捨てることができなかった。本を捨てるとい…

直接言えないのなら黙ってろ

今まで好きだったサイトやブログが削除されてきたのを悲しい思いで見つめてきた。最近でも好きで読んでいたブログが更新できなくなったから閉鎖すると書置きをして暫くの後に削除された。どうして放置という形で残してはくれないのか、微かな憤りさえも感じ…

私は炎で思い出を燃やそう

大切にしていたものを捨てようと決心をし、片づけをしていたら、とあるメッセージカードが出てきた。ああ、そんなものを貰ったことがあったなあと思ったのだが、今の今迄忘れていたのだ。そんな私であるから、当時付き合っていたその人からのそのカードの事…

あなたの香りに包まれて

香水という名の歌がある。香りというものは誰かを思い出させるということらしいが、まさにその通りだな。 シロツメクサ、エーデルワイス、カミツレ、ユキノシタ、センブリ。 かつて、心寄せていた人が私にと送ってくれた香りを今夜は胸いっぱいに嗅いで眠り…

愚かな夢を見ている

Twitterに私もアカウントだけは持っている。ほとんど呟くことはないのだが。友人の書いた物を宣伝する目的で始めたようなものだったのだが、その友人も今は現実でそんな暇はないくらいに忙しくしているので、Twitterで宣伝するのもやめたほうがいいのではな…

その名前は先生となるべき人だった

その人の名前を紙面で見つけ、ああ、矢張りまだ生きておられたかと思ったものだった。もうとっくの昔に亡くなっていたと思っていたのだから。幼い頃、その人の名前が聞いたことない変わった名前でずっと印象に残っていた。苗字も名前もどちらも変わった名前…

それも日記だと思うよ

「日記は書かない、というか、書けない - 君は世界に一人だけ」を読んで。 「ノートに心のうちを書きなぐる」というlittleray氏であるが、これは私個人がそう思うだけなのだが、それもまた「日記」ではないかと思っている。私も日記と呼べるものは書いてはい…

見果てぬ夢を望んでいる

母はどうだったかは知らぬ 彼女はただ私の健やかなる生を願っていただろう 私は父の性質に似ていたと思う あの星々の彼方へ思いを馳せていたのだから 幼い頃からの私の夢は 宇宙船に乗り込み銀河の彼方へ旅立つことだったのだから あなたも私の父母のように…

流れる季節に逆らってでも

別れた相手で今でも一番引き摺られている相手は確かに君だ。 酷い別れ方をした。 私は君を裏切ったのだ。 君の信頼を。 何故、そんなことができたのだろう。 君と過ごした日々は楽しかったはずなのに。 たった一度だけ、君の実家に行ったことはあった。 が、…

認められて自信がつくのは相手次第

Twitterで多くの絵師の方をフォローしているのだが、そのうちの御一人が他人に認められることで価値が生まれるような気がするというようなことを呟いていらした。昔、知り合った絵描きの方で、自分は駄目だ、自分の絵には価値なんてないというふうに嘆いてい…

多くの人間に見向きもされぬ者が此処にいる

昔は、書き込みがないと嘆く人を見つけると、救いたいと奢った気持ちから声をかけたものだった。その頃もその己の行為を偽善だ、何様のつもりだと思ってはいたが、今でもそう思っている。今思うに、それは自身に向けられたものだったのだろう。つまり、私こ…

神も悪魔も同じだよ

「かつて2世信者と交際したことがある。 - Everything you've ever Dreamed」を読んだ。 Delete_All氏の日記は何時だったか誰かが取り上げていた頃から時々興味のある記事が上がる時に読みに行っていた、と記憶する。今回は興味を持ったので読んでみたのだ…

私は気遣いの出来ぬ人間なのだよ

Twitterで繋がっていたある人が数年程ツイートが途絶えたことがあった。一応ダイレクトメッセージで声はかけたのだが、それに対してのレスは無しで、もしかしたらネットに繋げられない状況になってしまったのかもしれないと心配をしていたのだが、最近、ツイ…

一人でも求めてくれる人がいる限り

「ままならないし、価値ねーよだし - 君は世界に一人だけ」を読んだ。 「なにかを書くたび、こんなの書いて(公開して)どうすんだろ、って思うし、書けば書くほど、嫌われていく気がする。」 結構長く書いている私ではあるが、私こそ「こんなものを書いて公…

Fly Me To The Moon

今までに何人も私の前から姿を消していった。私に書かせる人は何時でも繊細な心の持ち主で、私に読まれるのを喜んでいたくせにいずれは消えてしまう。或いは読まれたくなくてブログを削除してしまう人ばかりだった。どうしてそんな人ばかり私は惹かれるのだ…

笑って欲しい

君はその衝動を抑え込むのに四苦八苦している。清く正しくなくていい。騙し騙し生きてもいいじゃないか。道さえ外さなければな。自分が生きる為に誰かを犠牲にしてしまうことは正しいことではないかもしれぬ。だが、そうだろうか。心の安寧の為時として正し…

ずっと書き続けて欲しい

「「その人にしか書けないこと」は、「日記」とか「何気ない日常の記憶」だけなのだと思う。 - いつか電池がきれるまで」を読んで。 fujipon氏の存在は確か「日記才人」で知ったと覚えている。氏の書かれる日記が好きでよく読んでいた。私自身は他人の書くブ…

許されるとは思うな

「許されないことをした人間はどうなるのですか?」と疑問を投げかれられて、それに対して答に窮するという記事を読んだ。最近ではないので誰が書いた記事なのかはここでは伏せておくが、記事内容に言及というわけではないので許して欲しい。 そうだな。私も…

並木道は私を嘲笑う

仕事に行く途中に見つけた並木道に幼い頃の記憶が甦った。何処までも続く鬱蒼と生い茂る木々の間を。獣道のような細い砂利道を延々と歩いて行く幼い自分を。実際にはそれほどの距離があるわけでなかったと思うよ。それでも子供の足にとっては何処までも続く…

それが黙っていられない私なのだ

ブログに人生を詰め込んでいるというようなことを書いている人がいた。誰とは言わない。今の私はどうも新規で新しい方と繋がりを持とうとしていないところもあり、誰それがこういうことを書いていた、そして、私はこう思うよとは書けなくなってきているのだ…