私はそれを嫌悪する

最近は誰でも知っているような有名人がまだそれほど年でもないのに次々と亡くなっているが、その亡くなった人を取り上げて語るブログはけっこうある。私も昔、有名人だけに限らず、私の書いた物を読んでいる人の誰も知らない故人について書いたこともあるしな。だが、そういった故人を偲ぶ語りを白々しく思う人がいることも知っている。最近でもそんな呟きを見た事があるし、亡くなった人のことをブログで書くことを嫌悪する人も昔から存在していたものだ。書いた人にとって亡くなった人は確かに特別な人だ。だから、亡くなった人が生きている時もその人は亡くなった人のことを沢山語っていたはずだよ。何故、亡くなった人のことを語る人を嫌悪感でもって非難するようなことを発言するのか、私には理解できない。

 

もし私がここで突然死んだとしたら、誰か私を偲んで何か書いてくれるだろうか。いや、恐らくいないだろうな。というか、私が死んだことは誰にも知られないことだろう。家族は私が此処で書いていることは知らぬだろうしな。私が死んだことを知ることの出来る人とは離別してしまったので、知らせてくれる人はいない。そうだな。少なくとも10年更新が止まってしまったとしたら、私は死んだものと思って欲しい。年齢的に10年以上はもしかしたら生きられぬかもしれないので。最近の体調のことを思うとそんな気がしている。