面白い日記とはどんな日記だろうか


「esereal」を読んで。


自分が嫌いだと言っているくせに面白い日記を書く人は信用できない。面白い文章を書くにはある程度の自己肯定が必要だからだ。


成る程、面白い日記を書けるという事をその様に見るか。だがどうだろう? 果たしてその面白い日記は本当に面白いと言えるのだろうか?
私は今までに他人が「これは面白い」と言っている日記で「本当だ」と思えた事が数えるくらいしかない。万人に面白いと思われるものがあるわけはないのだが、それでも多くの人間に「面白い」と思われるものは確かに存在してはいるのだ。だが、私の面白いと思う感覚はその他大勢とはどうも違っているような気もしないではない。


自己を否定し尽くしている日記であっても、ネガティヴモード満載であっても、私は面白いと思う。面白いという言い方は失礼かもしれぬので、興味があると言い換えた方がいいか。
書いた人を信用するかしないかはこの際私にとってはどうでもいい。私はとりあえず私にとって面白い日記を心行く楽しみたいと思うよ。そして、筆者の日記は私にとってはとても興味深い。


私なら、遺書など書かずに死ぬ事を希望するかな。