希望も絶望も同じもの

毎日仕事から帰ったら郵便受けを確認する。その行為に何時も期待が込められているのも確かだ。過ぎる日々、記念日毎に送られてくる便りを心待ちにしていた。時々サプライズで送られてくることもあり、何度か歓喜に打ち震えたこともある。その時の事を忘れられなくて、今でも私は希望と共に毎日郵便受けを開ける。それが絶望へと変わるのを痛みとともに感じつつ。

 

希望と絶望は対極か?

 

それを誰が言ったのか知らないが、私は違うと思う。もっとも、これも私の独善的な考えではあるとわかってはいるのだが。

 

諦められないから絶望するし、希望は諦めるものだ。希望も絶望も私にとっては同じものだ。心からそう思うよ。