罪を憎んで〇〇を憎まず

全ての人間とは限らないが、ほとんどの人は特定の地域に住む人に嫌な思いをされたので、その地域の人間全てを毛嫌いするという傾向がある。昔の私もそうだったのだが。言い訳させてもらえるのなら、毛嫌いはしても直接何かをするということはなかった。だが、その人に何かされたわけでもなく、直接話したこともないのに、その人の出身地の人々に嫌がらせ等をする人々は一定数存在する。自分達のやっていることがやっていいことか悪いことか、本当に理解していないのだろうか。いないのだろうな。自分達のやっていることが罪であるということを。「自分達が正しいのだ」という免罪符の元、まるで神になったかの如く、他人を裁く人々に絶望しか感じない。そんなことだから何時まで経っても争いはなくならないのだ。もっとも、争いは絶対なくすことはできないのだろうな。人類の未来に希望を見いだせない。人は滅んだ方がいいのではないかとどうしても思ってしまうのだ。