厄介なコンプレックス

巷ではセクハラ問題とかパワハラ問題とかが話題に上がっているが、確かにこういった問題は、した側はそんなつもりはなかったと言い、された側がどう感じるかが優先されるべきことではあるというのはわかる。それはそうなんだが、どうしても、それですべて片づけてしまっていいのだろうかという気持ちも出てくる。差別問題でもそうだ。どんなにこちら側が、そんなつもりはないと訴えたところで、感じてしまう人はいて、もしそれが弱い立場の人物でなかった場合、差別だなんだと声高に言いたてている側が逆にパワハラめいた立場になってしまうと思うのだが。と、とある争い事を見ていて率直にそう思った。恐らく感じる側のコンプレックスが問題なんだと思うよ。コンプレックスは本当に厄介だ。コンプレックスの塊である私が言うのだから間違いない。そのせいで多くの人間関係が壊れた。拗らせてはいけないと思いつつ、なかなか制御できないのも困りものなのだよな。