どれが正解かはわからない

あんなに良い創作物を創作する人なのに、とか、あんなに素晴らしい演技をする人なのに、とか、思わず思ってしまうことを咎めるつもりはない。そういう歯痒い気持ちを持つことは自由だ。だがしかし、私も言われたことがあるが、それがさも正しい、と歪んだ正義を押しつけられるのはたまったものではない。もう一度言う。思うはいい。百歩譲って声に出したり、自分の意見としてこういったブログ等で言葉にするのはいい。しかし、それを否定されることも覚悟して欲しい。正しいことと思い込むのだけはやめてほしいよな。

 

それを踏まえて言うのだが、素晴らしい物を書くから、或いは素晴らしい演技をするから、だからその人は人間性も素晴らしいとは限らない。それを肯定するわけではないが、それをわかっていれば事実を事実として冷静に受け止められるのではないかな、と。勿論、素晴らしい創作物を創り出す人にも素晴らしい人はいる。が、最高な物を作り出す人のほとんどが最悪な人間性の持ち主であることが多いような気がする。私の偏見かもしれないが。少なくとも私の知っている芸術家のほとんどがそうだったように思う。私自身も言われたことがあるしな。「あんなにいいもの書いているのに本人は…」といったように。