私の魂に響く相手を求めて


「べにぢょのらぶこーる - 「アンタなんのためにネットやってんの?」」を読んで。


ネットサーフィンは、修行です。


lovecall氏のこの言葉に全面的に共感する。私もそう思っているからな。だが、私はネットを徘徊していて素晴らしい文章に出会ったとしても自己嫌悪には陥らない。私はその文章を書く事は無理だと最初から投げているからだ。自分が素晴らしいと思った文章を書こうなどとは思わない。よって自己嫌悪には陥らない。
私は私が書ける物しか書くつもりはない。それは向上心がないと言われても仕方ない事ではあるが、私はそれでいいと思っているからな。だから卑下するつもりもない。別に私の書く物を好んで下さる方に失礼だからという気持ちがあるわけではないが、卑下したからといって誰かが褒めてくれるわけでもないしな。むしろ嫌味に取られる場合もあるかもしれない。尤も、嫌味に取ってしまう者がいるかもしれないという気持ちがあるのは、私がそうだからなのかもしれないが。


lovecall氏はそれなりに劣等感をお持ちのようだが、劣等感を持たぬ人間は一人もいないとはいえ、氏の書かれる物は常に注目を浴びているという事は明白だ。それなのに「しょーもないブログかもしれないけど」という言葉は冗談でも書いて欲しくない。これは個人的な私の気持ちなのだが。その様な事を書かなくても謙虚さは表現出来ると思うよ。劣等感があるという事など書かずに明朗爽快な記事を書いて下さる事をこれからも望んでいる。だがしかし、これも私の押し付けでもある。私がそう望んでいるからといって、その通りにする必要はない。当たり前の事だがな。


最後に、私はネットで出会う人々全てを愛する事は出来ない。ごく限られた者にしか興味が持てない。私の魂に響く相手を探して、私は今宵もネットの海へと漕ぎ出す事だろう。