私が尊敬するとある人はすでに鬼籍に入ってからだいぶ経つ。その人の伴侶が日記を公開しているのでもうずっと私はその方の日記を読み続けている。今朝はその方が、くわえ煙草でバイクや自転車を運転しているご老人のことを書いていて、ご自分もヘビースモーカーであることを明かした上で、そういった同年代の傍若無人ぶりを嘆いていた。煙草を吸われる方すべてが、そんなマナー違反の喫煙者ではないとは思うが、やはり違反される方がどうしても目立ってしまうよな。だから、マナーを守っている喫煙者までもが肩身の狭い思いをしているのは本当に残念なことだ。
それにしても、その方は大病を患ってもヘビースモーカーであってもお元気だ。とはいえ、公に見せている状態が真実というわけでもないだろう。もしかしたら、毎日薬で何とか体調を維持しているだけかもしれぬ。もうお若くはないので、いつ鬼籍に入ってもおかしくないお年ではあるのだが、少しでも長くお元気な姿を拝見していたいものだ。
