消えて欲しくない

「ネットからいなくなっても変わりなく世界は回り続ける - あざなえるなわのごとし」を読んで。


誰がアナタの飯の時間を知りたい?
誰がアナタの感想を聞きたい?
誰がアナタの生活を知りたい?

アナタの見解なんてどうでもいい。ただのTLを流れるゴミの一つ。
凡百のよくあるごく普通の凡人ブログの一つ。
なんの特徴もない。


「アナタがネットからいなくなっても、何も変わらず世界は回る」


このブログにしたってそうだろう。
いつ終わって廃墟になったところで誰も気にしない。
テレビ番組が一つ終った程度の感傷がしばらく残るだけ。
どこかの増田に
「昔、あざなえる〜ってキチ●イみたいなブログがあったけど…」
と懐かしむ記事が書かれる日が、いつか来るんだろう。


だからネットに夢中にはならない。
同じ時間で雪かきしてる方がいい。



確かに、私が、あなたが、ネットからいなくなったとしても世界は変わらず回り続けるだろう。その通りと言うしかない。だが、それは正論だ。少なくとも私にとって正論はくだらないものでしかない。何故くだらないと思うのか。誰かがネットからいなくなったとしても、その誰かが私にとっていなくなって欲しくない人であったならば、変わらず世界が回り続ける事を許せないと思うからだ。極論を言うと、己にその力があったとしたら、消えて欲しくない誰かが消えた事で絶望を感じて、全てを消してしまいたいと私はなるからだ。今の時点では記事を書かれた方は私にとっての消えて欲しくないとは思ってはいない方ではあるが、何時か消えて欲しくないと思うに至る可能性は無きにしも非ず、だがな。だがしかし、この方に消えて欲しくないと思っている誰かが何処かにいるはずだ。いないとは思えぬ。こんな私であっても消えて欲しくないと思って下さる方はいるからな。だから、この記事を書かれた方のブログが廃墟となってしまったとしても、何処かに必ず気にしてくれる誰かはいるはずだ。それにしても、凡人でない方に限って己を凡人と言うものだ。そんなことをこの方の記事で思ったよ。