あれから一年が経ち


「贖罪|とりもなおさず」を読んで。


この記事は取り上げるのが二度目である。


moppara氏が私のブログに興味を抱いて下さり、接触して下さってから後二ヶ月程で一年が経とうとしているのだな。私は氏が「自分と似ている」と書いていた事を「そうであろうか」と当時疑問に思ったものだった。
私は以前、他の場所でブログを書いていた頃に「あなたは私の知っている人ではありませんか」とメールを送られてきた事がある。私も複数の場所で書いていた事もあり、そういった事も無いとは言えぬが、その時訪ねられた人は私では無かった。だが、本当に私に似ていたらしい。


考えてみたら、人によっては、自分と似た人間を避けるという者もいる。それは私の知り合いでもあるのだが。その人は、同じ人間同士は共感し易く気持ちの良い関係を築ける事で甘えが生じてしまい、繋がる為の努力が続かなくなるから、なるべく自分とは違った人間と付き合うようにしたいと言っていたな。それに、その人は自己否定の強い人でもあったので、自分と似た人間を見ると激しく落ち込むそうだ。自分の嫌な部分ばかりをその相手に見てしまうらしいからだ。
確かに私も以前は自己否定が強い人間でもあったのだが、自分の良い所も悪い所も受け入れるようになってからは、それほど自分に否定的な気持ちを抱く事は無くなったな。だから、今の私は、自分に似ていようが似ていなかろうが、繋がりたいと思う人には興味を示すようにしている。


その最初の相手がmoppara氏であったということだ。私は未だに氏が私に似ているとは思わぬが、それでもこの心地良い関係がずっと続けばいいと思っているよ。