誰も他人に対して「現実を大事にせよ」とは言えない


「Ladder to the Moon - リアルを大事に」を読んで。


私は「現実を大事にせよ」と言われるのが嫌いだ。それは私が現実を大事にしていないと言っているのと同じ事だからだ。私の書いたもので何故そう言える? 私は私なりに現実の事を考えているのに、何故その様な事を他人に言われねばならないのだと、昔の私は憤ったものだった。だが、今は別に言われても構わないかな。私は現実を大事にしている。そしてネットも大事にしている。上手くバランスが取れていると私は思っている。ならば、誰が「現実を大事にせよ」と言ってきたとしても堂々としていればいい。誰も他人に対して「現実を大事にせよ」とは言えないのだと私は思っている。


laddertothemoon氏は、私のように誰かに「現実を大事にせよ」と言われた訳ではないのだろう。御自分で現実を大事にせねばならないと気付き、大事にしようとしているという事を言いたいのであろうな。氏にとっては、それが「食べて、寝て、体を動かして、仕事をして、大切な人をちゃんと大切にして、一匹の動物として快適な生活を営む」事なのだろう。私の場合は、現実を大事にする為にまずネットが必要なのだ。現実で人間らしい生活をしたいと思う私はネットを利用しているに過ぎない。以前の私は確かにネットに依存している所があったかもしれないが、今の私は依存ではなく、上手くネットを利用していると思っているよ。