どんな書き方でもいい、あなたの話が聞きたいのだ


「BLOG STATION:読ませる「自分語り」」を読んで。


私も自分語りをする人間である。だからと言う訳でもないのだが、自分語りをしているブログも読むのが好きだ。


個人の日常生活を綴った日記であっても、書き手が自己を客観的に捉えて書かれているものは、面白いと感じる。逆に、自己に対する客観的な視点の乏しい、独り言のような日記は、読むに堪えないものがある。


kanimaster氏は客観的な視点で書かれた自分語りを読むのが好きなのであろう。私の書く自分語りが客観的に書かれているか如何かは自分では分からないので、氏が私の書く物を好いて下さるか自信は無いのだが、私自身は氏とは少々違っていて、何について書かれているのか、誰に対して語っているのか、まるで主観に満ちた独り言のような記事に惹かれてしまい更に自分語りをしてしまうのも好きなのである。どちらかと言うと、客観的に書かれた冷静な視点、全くブレを感じさせない記事にはそれ程の魅力を感じない。
そうだな。ふらふらしていてはっきりしていない文章にも惹かれる事もある。骨を拾う宣言をしたAd.Y&W氏の「これからも、ふらふらとはっきりしない文章を書いていくよ - こんな世界のはしっこで・・・」のような記事も思わず抱き締めたくなる事でもあるし。(笑)
勿論、独り言全てを受け入れている訳でもないし、客観的視点の自分語り全てを嫌っている訳ではない。だから、そう考えれば、氏も例外は無い訳ではないのだろうと推察する。


僕はもっと自分について語れるようになりたい。
そして、もっと、あなたについて知りたい、と思うのである。


氏のこの記事も一年近く前のものであるが、氏は一年経って「もっと自分について語れるようになった」と感じているのだろうか?
そして、誰かについて「もっと知りたい」と思う相手はまだまだ潰えていないのだろうか?
私は昔よりも自分がよく分かってきたように思うよ。どういった自分語りが私には合っているのか、そして、どうすれば話して貰いたい相手の話を聞く事が出来るのか、やっと分かった気がする。


【追記】はてなブックマークにてkanimaster氏よりコメントを頂いた。


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質問したつもりは無かったのだが、私の文章の書き方がその様に取られたのであるのならば申し訳なかった。此れからは誤解されないように気を付けたいと思う。