私にとっての理想的なオフ会とは


「あんたジャージでどこ行くの 飲みに行くのには吝かではないけれど」を読んで。


筆者の書いた文章を読んでいると、思わず「若いなあ」という感を禁じえない。どこがそうなのだと聞かれてもここがそうだとは答えられぬ雰囲気だけの感なのだが。大人はこういう物言いの文章は書かないような気が私にはしているのだ。


 何度も会って、小さな衝突を重ねながら、相手の存在を認める。で、仲良くなっても普通に批判はするし。逆に、相手の存在を全面的に認めているからこそ、一部分に対する批判が出来る。
 ブログから始まった人間関係というのは、そうあるべきだしそれが自然でしょう、と僕は思っているのでした。


筆者の言うこの事は確かに大人な意見であるようにも思えるのだが、私の考える大人はこういう態度は取らないのだ。何度も会い衝突をするのも私には子供に思えるし、大人は最初から衝突はしない気がする。そして、仲良くしている人間を批判することもしないのが大人だ。
相手の存在を認めているから、納得がいかない部分を批判し説明を求めるのは大人ではなく子供ではないかと私は思うのだが。私の考えは捻くれているのだろうか?


筆者の言う仲が良くても批判し合えるのが自然かどうかはそれは私には分らないが、だがしかし、そうあるべきだという意見には賛成している。
私も何度かオフでネットの友人に会った事があるが、だからと言ってそれ以後相手に対する態度が変わったという事はない。相手もそれで馴れ合ってくるというものでもなかった。むしろ、これまで以上に距離を取っての付き合いが始まった。だが、それでも私たちは会わない人たちより心が繋がっていると感じられる。


それが私の理想的なオフである。