愚痴を話せるうちはまだましだ


「こんな世界のはしっこで・・・ 一人の方が落ち着くけど、一人でいすぎる…」を読んで。


私は完全に一人でいる方が落ち着く人間だ。傍に誰かがいると落ち着かない。
それは一緒にいる人に色々気を遣ってしまうからだ。
私は自分から話題を提供する人間ではないので、誰かといても常に聞き役であるため、相手が喋らない限り沈黙が続くことになる。そうなると、相手は退屈をしていないだろうかと考えてしまって憂鬱になってくる。
そのような沈黙を気にしないのが一番いいのだと思うのだが、気にし過ぎてしまうので精神的に疲れてしまうわけだ。
だから、私は一人でいる方が落ち着くし精神的に楽なので、どうしても独りでいることが多くなってしまうのだな。
そんな私を昔は周りが「暗い人間」と思っていたのではないかと思う。これも私の想像でしかないのだが、案外間違った想像ではないと思う。

酷いときには何でも自信の不調を助長するような心境になる。記事では「冷たい雨でどんよりする」と書かれていたけれど、晴れていればいたで、「私がこんな気分なのになんで、こんなに晴れているんだ」みたいなことを思ってしまうこともある。
このように筆者は言われているのだが、そうなんだよな、私もそんな事を思ってしまう方なんだ。
私も筆者のように愚痴を誰かにぶつけていられるうちはましな精神状態なんだと思っている。何かを言うこともできない気力のない状態が一番危ない状態なのかもしれない。