奇抜と見せかけて奇抜ではないブログ名


「404 Blog Not Foundで、ブログ名はどうするの」を読んで。


実際人気blogを見ていると、「非凡なブログ名:平凡なタイトル」という組み合わせが多いことに気がつく。ここで言う「平凡」は、記事そのものが平凡だということではなく、タイトル自体が記事の抄録になっているもので、実はかなりの要約能力がいる。


私のブログは人気ブログではないが、ブログ名の奇抜さには自信がある。しかし、平凡な記事タイトルを付けているかというと如何なのだろう。記事の一文を切り取ったようなタイトルになっているので、平凡と言えば平凡だが、決して読者サーヴィスのあるタイトル付けではないと私は思っている。矢張りタイトルはビシリと短めがいいのだろうな。極端な話、単語だけでもいいかもしれない。
そうは言ってもdankogai氏も「愛着のあるentriesはどちらかというと凝ったタイトルのものが多い」と書かれている。私も他人によく読まれるものは凝っていないタイトルであると分かっていても、如何しても趣味で凝ったタイトルを考えてしまう。しかし、別に凝っていようが無かろうが、要は内容が如何であるかなのだよな。だが、タイトルがきっかけで一人でも多くの人に読んでもらえるというのなら読まれたい人にとっては考えてみるのもいいだろう。私は「読者に優しく」を謳っている訳ではないので、私が好むやり方で此れからもやっていくつもりだが。


氏は「とりあえず書く」という事から「ブログ名さえ、実は後で改名できる」と書かれていて、別にブログ名を変えたからといって今まで人気があった場所の人気が落ちる事は無いと言っている。それは確かにそうなのだが、私はブログ名には特別に思い入れを持っていて、出来るなら一度決めたら最後まで変更をしたくないという気持ちも持っている。だから、ブログ名は考えて考えて考え抜いて付けている。だがしかし、私のこのブログ名は考えようによっては奇抜でも何でもないのだ。
「はてなブックマーク - 歓楽叶わぬ納骨堂庭園 - 中身を読めばいいことだと思うのだが」でもhatayasan氏が私のブログ名の最初抱いた印象を書いてくれているが、一つだけ種明かしをしよう。以前、知っている人には成る程と思ってもらえるブログ名であると書いた。それは、私のブログ名が、ある小説に出てくる単語を意味のあるように繋げて作り上げた名前だったからなのだ。だから、その小説を読んだ事のある人物ならば、私の好きな作家が誰かが分かるだろうし、私のHNの由来にも得心が行くことだろう。


ちなみに、Google検索をしてみたのだが、それほど大量の情報は無かった。だが、確実にヒントとなるサイトは存在していたよ。尤もそこまでして私のブログ名の由来や私の好きな小説のジャンルを知りたいと思われる方が居るとも思えないのだが、もし宜しければ、調べてみて楽しんでみるのもいいかもしれない。