私の文章は読みやすいか?


「color-note 19861001 » Blog Archive » ブログ論と呼ばれるものに対して」を読んで。


私の書いているものはブログ論ではないと以前言ったような気がする。コミュニケーション関連を中心に書いてはいるが、しかし、それ以外で興味が出てくれば何か書いたりする事もある。この記事も私にとってはコミュニケーション関連の括りで読んだ。


 たとえば、「読みやすいブログ」を考える人は同時に「読みやすいwebページ」とか「読みやすいwebサイト」とか「読みやすいホームページ」で検索してほしい。言うまでもなく「読みやすい文章」も検索してほしい。そしてどれにも共通する部分があることを知ってほしい。特に、「ブログの文章術とホームページの文章術とは違うんだぜ。ブログの文章術の方がすげえんだぜ」という人間は本質が同じであるということを分かっていないので、百回くらい考えなおしてほしい。そうして一番に知るべきものが「読みやすい文章」であるということを分かってほしい。


ネットでは、勿論映像もあるにはあるが、相手に何かを伝える場合にまず文章を書かなくてはならない。書くだけなら誰にでも出来るが、その文章で相手に的確に伝えるとなると難しくなる。私が幾ら自分の書いたものを「読みやすい」と思ったとしても、本当に読みやすいかどうかは結局は他人が決めてくれる事なのである。つまりはそこにコミュニケーションが生まれる。
自分はそんな事を言ったわけではない。相手の読解力が悪かったのだと言うのは恐らくほとんどの人間が言い訳でしかないのだろう。
私も時折り「そういう事を言った訳ではないのだが」と苦笑する場合もあるし、それについて追記という形で説明する事もあるが、相手の読解力に頼る事はしたくないな。昔はそれでも「何故分かってくれないんだ」と憤りを感じたものだったが、何時の頃からか、私は読みやすい文章がどうやら書けていないようだと気が付いたのだ。
恐らく、今の私の文章も読みやすさからは縁遠いだろう。だが、これでも心を砕いているつもりなのだ。そうは思っては貰えないとしても。


読みやすい文章、それを此れからも模索して行きたい。


【追記】はてなブックマークにてコメントを頂いた。


「相手」=不特定多数の読者、と想定して書かれているのかどうか、この記事からはよくわかりませんでした。


kanimaster氏のこのコメントでは、つまりは私のこの記事では言いたい事が分からなかったという事になるわけだ。読みやすいかどうかと問いかけをしているタイトルで書いている訳であるから、特定の誰かと言う訳ではなく、不特定多数の誰かを対象に「読みやすいかどうか」と私は言ったつもりだった。それが伝わらないという事は、私の文章は矢張り読みやすくは無いという事だと思うのだが、如何だろうか。


ズーラさんの文章は、自分が言及されたときに真価を発揮するというか、文章の読みやすさうんぬんもあるだろうけど、真剣に考えてる姿勢が良いんじゃないかな。言葉遣いは独特の癖(アク)があるけど好感持てる。


hashigotan氏のこのコメントでは、読みやすさで私の文章を見ている訳ではないという印象を私は抱いた。真剣に考えているか如何かは、実の所、私もよく分からない。だが、考える事は好きであるので、他人には真剣に考えていると思われるのかもしれないな。
氏の言われるように文体がこの様であるから、真面目に物事を考えていると見られてしまうのもあるかもしれない。そして、この文体に好感が持てると言って下さって有難う。嬉しく思うよ。