選ばれない事を克服したい


「あんたジャージでどこ行くの けなすリスク<ほめるリスク」を読んで。


もし自分が読んでるブログ(相手のブロガーも僕の方を読んでいる所)で「私が読んでいるブログベスト10」とかがあってですよ、そこに僕のブログが入ってなかったら、軽くショックだよね。誰だって「自分だけは特別だ」と思いたいものなのです。少なくとも僕の中にはそういう感情がある。


昔の私もその一人だった。誰かの特別になりたいと思い、特別になる為には如何すればいいかという事ばかり考えていた時期があったものだ。今でも少々その傾向はあるのだが、なるべく公の場所では選ばれずに傷付いた事は書かないようにしている。如何しても愚痴を吐き出したい場合はHNを変えて別のブログで書くかもしれない。だが、今の所はそこまでして書く程深く傷付いているという事もない。
筆者も選ばれなかったとしたらショックを受けるというような事を書いているが、この筆者がそういう感情を持つかもしれないという事に軽く驚いた。書かれている文章や他人との交流を見ていて思ったのだが、他人との繋がりが希薄な感じに見えたからだ。
とは言え、私が筆者に対して悪く言えば「冷たい人間」と言っているようなものであるから、筆者にとっては不快極まりないとなるかもしれない。


選ばれない事で「全く気にしないよ」と飄々としていられる人間に憧れる。だが一方で気にしない事が果たしていい事なのかとも考える。
誰かに選ばれたくて選ばれるように過剰にならない程度に努力するという事も大切かなとも思うのだ。たとえ振り向いて欲しい相手に振り向いて貰えないとしても、それを見ていた他の誰かが選んでくれるかもしれない。そうやって繋がる関係も良いものかもしれないな。そう考えれば、選ばれない事を克服したとも言えるのではないかと何となく思ったよ。


それにしても、純粋な好奇心として、筆者は誰に選ばれなかったとしたらショックを受けるのだろうか。などと馬鹿げた事を考えて申し訳ない。(笑)


【追記】はてなブックマークで lsty氏よりコメントを頂いた。


僕はいわゆる「気にしない人種」ではあるんですよ、確かに。でもそういう感情がないわけではないし、さらに自尊心の高さからそういう思いを持つこともある。そういうことを書きたかったんですよ。


成る程、自尊心か。それは確かに氏にはあるような気がするな。とは言え、私にも自尊心があるのだが、自尊心が無い者など恐らくいないのだろうな。


それから、hashigotan氏のコメントなのだが。


コメント欄で直接話をすると希薄だとは思わないようになります。不思議。


そうでもないよ。直接話しても益々希薄に感じる場合も私にはあるよ。