あなたを信じよう


以前、私は「綺麗事でも信じられる世界を望んでいるよ」という記事を書いた。その後、言及した相手が追記をご自分の記事に書いていたようだ。私はそれを読んでいなかった。この度、全ての私の記事を読み返していた時にその追記に気付いた。


まさかお目にとまることはあるまいと思って、ここに書きました。お言葉をいただくことになるとは、考えもしませんでした。予想外のことに、戸惑っています。

歌を、聴きました。私も、狂ったようにしてその歌をつぶやき続けたことがありました。そうすることで、この歌に支えられていたことを、思い出しました。といっても、いま私がここに書き付けたこととはまた別のことで、でしたが。

憎々しい、そうかもしれません。でも、よくわかりません。

あなたは、「抜け殻のような人間」なのですか?「感情の無い人間」なのですか?そうは、見えません。そう見せようとしている、かもしれませんが。

あぁ、もしかしたら、私からはあなたがとても感情に溢れた人に見えるから、それなのに「達観したような物言いをする」から、ぶつかりたくなった、のかもしれません。

ごめんなさい、話が流れてしまいました。

書いてくださったことが、いまの私にはまだよく飲み込めません。いわんとすることに追いつけないみたいです。また時間を置いて、あなたの言葉に戻ろうと思います。

でも、いま、あなたのくださった言葉に抱きしめられて、私はやさしい傷を付けられました。この傷を、私はきっとたいせつにします。


私の書いたあの記事をあなたは飲み込めただろうか。いや、飲み込めなくてもいいと私は思うよ。私の付けた傷があなたの心でどのように変化していったのか、それを知りたくもあり、また知らない方が良いのかもしれないとも思う。だが、あなたは私に傷を付けていない。傷を付けたのか?もし付けたと言うのなら、矢張り私に傷を付ける事は誰にも出来ぬという事なのだろう。そして、あなたは何かを信じられるようになったのだろうか。なれたのだったらいいと思っているよ。



【追記】なかなか直ぐには信じる事は出来ぬだろうな。それに何でも直ぐに信じてしまうのも困りものではある。何事も適度が大事だよ。それから、傷を付けてくれてもいいのだよ。私は構わない。そして、私の後戯に付き合って下さり有難う。(笑)