私は無宗教だよ


「2009-04-15 - _」を読んで。


深酒は私もよくやるが、泥酔して何かを書くとろくでもない事になる。私はそれを何年か前に経験した。


それにしても「冥福を祈る」という言葉の意味はわからずに私もよく使っていたな。では、誰かが死んで、それに対して言葉をかける時には何と言うのだろう。はてなキーワードでは仏教用語と書かれてあった。それならば他宗教では使われない言葉ではあるか。別の言い方では「哀悼の意を表します」と書かれていた。成る程、それならば宗教など関係なく使えるな。


だが、全く仏教が知られていない日本ではあるまい。「冥福を祈る」と言っておけば無難だと私は思うがな。細かい意味まで知っている者がそれほど居るというものでもないだろう。確かに「こういう意味なのだよ」と知らしめる事は大事だとは思うが、あまりに神経質すぎるのも如何かと思うよ。「冥福を祈る」と言った事で殺されるような事もないだろう、この日本では。何処か別の国では話はまた別になるが。とりあえず日本では言ってもそのような悲劇になることもあるまい。


仏教用語であるため、神道キリスト教など他宗教の人に対しては使わない方がよい。また浄土真宗でもこの言葉は使わないので注意が必要。


誰がどんな宗教であるかなどネットで知り合った相手であれば知りようがない。相手に合わせるのもよいが、それが行過ぎるのも如何かと思うよ。書かれたくない「冥福を祈る」であれば、家族に死人が出たと書く場合、一言注意書きをして欲しいものだ。「我が家は仏教徒ではありません。相応しい言葉で書き込みを願います」とでもな。書かれたくない事は表明すればよい。よもやそれを俺様ルールだなどと謗る輩もいまい。
ちなみに私は無宗教だ。どのような言葉であろうとも、相手の気持ちが込められていれば声をかけてくれ。私が死んだとしてもな。