コメントを残さない理由の一つ


最近、再びネットでの巡回が出来ない状態になっていた。読みたいブログは多いのだが、URLをクリックする気力もなく、たとえクリックしたとしてもざっと記事を眺めるだけで全く頭に入ってこない。だがしかし、そんな状態でも、時折り、目が覚めるような記事に出会う事もある。そんな時は考えられない頭であるにも関わらず考えようと思考が始まるのだ。誰かとコミュニケーションを交わさなくても、その考えがたとえ独り善がりだったとしても、それでも誰かが書いた記事で考えようと頭が働き出す。そんな記事に出会った時、まだネットも捨てたもんじゃないなと思う。



久しぶりに酒を飲んでいる。酔えば思考に歯止めが効かなくなる。


私は誰かに嫉妬を感じさせているだろうかと、ふと考えた。それはないはずだ。恐らく。たとえば私が誰かに嫉妬するとしたら、私が密かに好ましく思っている誰かが、私の発言に反応せずに他の誰かの書いた記事にコメントを残しているのを見た時だ。あるブロガーが「誰かに嫉妬させるような事をしたくない」と呟いていたとしよう。その人は私が好ましく思っている相手だ。だが、その人は他の誰かのブログにコメントを残している。とても親しげに。それは仕方ない。私はその人と親しく言葉を交わした事はないからな。他人は「特別に思って貰いたいのなら、積極的に関わっていくようにしないといけない」と言うだろうが、私は誰かに嫉妬という感情を持たせたくないと思っているので、等しく誰にも声をかけないようにしているのだ。だがしかし、私の方は誰かに対して嫉妬を止められぬ。私は嫉妬深い人間だからな。だから如何しても私は嫉妬という感情から逃れる事は出来ぬ。


その感情から逃れられぬとしたら、私は嫉妬という感情を受け入れるしかない。だから、私は受け入れよう、嫉妬という感情を。だが、それは私が感じる感情であり、誰かに私のせいで嫉妬という感情を感じて欲しくない。とすれば、私はこれからも誰にも直接言葉をかけるという事はしないという事だ。勿論、コメントを残さない理由は他にもあるがな。