言葉はやって来る


「もちがやります’言葉」を読んで。


(言葉は結局ことばであり、ことばなんて言葉でしかないのだから。わたしは言葉はあまり言葉通りに信用しませんでして、言葉が何を伝えようとしているかを知りたくて言葉を見聞きするわけで、つまり言葉はわたしにとって決して嫌いなものではないのですが好きなわけでも・・・)


言葉は何処からかやってくるものだ。何処かで生まれた言葉を受け取り、その言葉を次へと渡す。言葉には闇もあれば光もある。だが、その闇も光もただその状態というだけに過ぎぬ。全ては受け取る者の受け取り方次第。だから私は言葉をそのまま受け取るだけだ。信用しているわけではない。ただ如何受け取るかは私次第。それについて語る事もあれば語らぬ事もある。言葉。好きだよ。私はな。言葉を好きで仕方ない。だから、どんな言葉でも私は受け取りたい。何時もかつえているような気がする。時に飢えを満たされずに気が狂いそうになる事もある。そんな夜にこの歌を聴きたくなるのだ。



言葉の無い大地には、恐らくただ風が吹いているだけなのだろう。