匿名で無い事の恐ろしさ


「メモ - 匿名ダイアリー」を読んで。


本音を引き出すにはコミュニケーションは邪魔になることがあるということかなあ…。


少なくとも私はそうだな。だが、交流をしていても「それは違う」とか「それは変だ」と交流相手にはっきりと言う者も居る。以前はそういう者が居るとは想像もした事がなかったが、今はそこかしこに居る印象を持っているよ。だが、交流があるから本音が言えないのが悪いとも思わない。本音が言えないのを苦痛に思うなら別れてしまえばいいのだからな。


私も以前、大手の掲示板で書き込みをしていた事があった。交流を求めて書き込みをしていたのだが、それからサイトを持ち、其方の掲示板である程度の人数と交流をしたこともある。だが、大手の掲示板に書いていた時より本音はなかなか書けなくなったな。他の者は如何か知らぬが、私は相手と交流が深まれば深まるほど「それはいけないと思うよ」という類が言えなくなるようだ。だから、今は随分と伸び伸びと自分の「こう思う」という考えを書くようになったように思っている。


匿名ダイアリーか。そんな場所に書かずとも、私も匿名だ。aozora21氏も匿名なのではないかな。だが、氏はある程度のプライバシーを語っているようにも見受けられる。aozora21氏という匿名ではあるが、それ以外で何処に住まいがあるかとか、年齢とか、性別とか、それらも立派な実際のプロフィールだと思うのだが。氏が書かれている記事くらいならリアルで何か不都合が出るという事も無いだろうが、何か過激な発言をする者にとって匿名でないというのはとても恐ろしい事ではないかと私は思っているよ。