もし、誰かを殺したいほど憎んでいるとしたら


「蒼と碧の幻想 優雅な復讐」を読んで。


さて、事件自体は、家族にプライドを傷つけられたことを根に持った末の犯行・・というわりと一般的なもののようです。遺体を切断したというのは恐ろしいですが・・


僕の大学の恩師の教えに「人間に能力以上の無理をさせないように。プライドは絶対傷つけないように。」というのがあるのですが、ほんとそうだと思います。人の恨みは恐ろしい。


相手に能力以上の無理をさせなくても、プライドを傷付けないようにしたとしても、それでも人から恨みは持たれてしまうものだ。どんなに気を付けていたとしてもね。
これは私にも言える事なのだが、もし、今、誰かを殺したいほど憎んでいる人がいたとしたら、Dora氏が文中で紹介しているスペインの諺を思い出すといい。


「優雅に生きることが最良の復讐である」


私も自戒を込めて心で呟きたいものだ。