それは最大の褒め言葉


「【SOMETHING BLUE】-読むたびに痛いと感じる。」を読んで。


筆者の言っている「そこ」が、私の場所である筈はないのだが、だが、恐らく他の誰かにとっては私の書く物も「痛い」とか「お腹がいっぱい」とか言われるのだろうな。

言葉の上に一枚「殻」が、透明だけど硬くて冷たい「殻」がある。
もし、私が誰かにその様な言葉をもらったとしたら、私は最大の褒め言葉と受け止めるだろう。
私自身は冷たい殻を取り去った物にも惹かれると同時に冷たい殻で覆われた文章にも惹かれることもある。しかし、たとえ惹かれたとしても天邪鬼的にそっぽを向くだろうな。
筆者もそんな心境と同じなのだろうか。それは分らないが。