「heartbreaking.：多面体の一面のみを見て、その人物に失望するのは馬鹿げている。」を読んで。
俺の場合だと、セックスの話が苦手だ。真面目だから尊敬して通っていたブログの管理人が突然、不真面目にセックスの話を始めたとする。だが、その人物は今、狙ったようにセックスについて語り始めたわけではなく、それはその人物が今まであえて見せなかったエロい一面が、たまたま表出しているに過ぎない。
funamushi2氏の言われている真面目なブロガーというのは私の事なのだろうな。はてなブックマークで私の事をその様に言っていたからな。
性の関連の話で言えば、真面目だからその手の話が興味無いとか、似合わないというものでもないと思うのだが、私は例え話を狙って例える場合もある。と言うか、ほとんど狙って書いているようなものだ。自分がいいと思った例え話は他人に披露したくなる性分でもあるのでそうなってしまうのだが、それを過剰なまでに押し出すつもりはない。そういう事もあって、氏は性的な記事を書いた私に対して「意外性があって面白い」とコメントを下さったのだろう。
その人物の一面を垣間見ただけなのに、「お前なんかもう嫌いだ！」と、その人物を全否定するのは好ましくない。
氏のその考えは悪いものではなく、寧ろ尊敬されるべきものであろう。だが、私に限り、私の一面だけを見て「お前はこの様な人間なのだ」と決めつけ、その事によって嫌われたとしても今の私は何とも思わないよ。昔の私はそれが我慢できない程辛い出来事で、何とか私という人間を理解して好きになって貰いたかったのだが、今の私は例え好きな相手に嫌われたとしても、多少傷付きはするが仕方の無い事だと思えるようになった。
私も此処では私の一面しか他人に見せていない。これから長く此処で書いていくにつれて多少は違う自分も垣間見せてしまう事もあるだろうが、それ程私に対する印象が大きく変化する事も無いだろう。それでも、私を生理的に受け付けられない人間も出てくる筈だ。
いいよ、嫌いになってくれても。
私という人間に何らかのレッテルを貼り付けてくれても。
それでも構わないよ。
こんな私でもいいという人だけが好きになってくれればいい。
それで満足だ。
funamushi2氏は「フェアな精神が大事」と言っているが、それは確かにそうではあるのだが、そういう精神が持てない人間にはどうしてもそうなれない何かがあるのだと思う。それはその人の心の問題でもあり、分かっていてもどうしようもない事もあるのだ。私は、そんなフェアな精神を持てない人間も認めたい。だから、私に対してはその様な崇高な目で見なくてもいい。
私はそんな大層な人間じゃない。貶められ蔑ろにされてもいいよ。あなたの思う侭に、好きなように私を見てくれ。
【追記】hashigotan氏よりコメントを頂いた。
ズーラさんだけを指したわけではなく俺がずっと抱えてる問題なので、もし不愉快にさせてたらすみません。いやホント、男ブロガーに萌えてる俺が人様の性癖にとやかく言う権利ないし。楽しめればいいんじゃないかと・
不愉快に感じたわけではないよ。ただ私は何とも思わないからと言いたかっただけだ。私は本当に不快に思うものについては他人に聞かせるつもりは無いからな。だから、こうやって記事にする事も無い。
それから、氏が他人の性癖をとやかく言う事も悪いとは思っていない。言えばいいと思っているよ。
