あなたの名前を叫んで目覚めた朝。滂沱の涙を流している自分を知った。今もあなたの夢を見る。何度も何度も。あなたに手を伸ばして、その手を取ろうとするが、伸ばしても伸ばしても私の手はあなたに届かない。いつまでもあなたの傍にいたかった。死するその時まで。だが、それは許されないことだったのだろう。過去に犯したすべての罪がそれを許さないのだ。いつか私の生が終わって、再びこの世に生まれてきた時に、あなたに出会えることを願って、私はあなたに白い花を贈る。999本の薔薇と共に。私の切なる願いを込めて。
私にとって最後の人よ
この想いを
永遠にあなたに捧げるよ