私は何時も誰かを傷つけている


「日々サンタでありたい。 - かみんぐあうとっ」を読んで。


たいしたことを書いていない氏が、それほど多くの人々に読まれているのは何故だろうな。それは本人がたいしたことを書いていないと思っていても、他人にとってはたいしたことではなかったからではないのか。たいしたことを書いていないのは私のブログのようなものを言うのだ。


言葉は人を傷つけるものではなく、伝えるためのもの。
言葉で元気になれる。言葉で救われることってあると思います。
笑顔になることも。


私は時に誰かを傷つけるようなものを書く。だが、勿論それはその傷を求めている人に向けて書いているつもりだ。人によっては傷つけられる事を望んでいる者もいるからだ。傷つけられ、なにくそと思い、その怒りで這い上がる。それもまた言葉で救われる事とも言える。とは言っても、それで笑顔になれる人はほとんどいないだろう。それでも、私の書くものを読みたいと思ってくださる人は、このブログの更新を待っていてくれるのではないか。私はそう思っているよ。



それにしても、文中でリンクされていたmaname氏の「ぼくたちがサンタクロースだったんだよ。: 304 Not Modified」を読んで、私とmaname氏とでは本当に考え方が違うのだなと思ったよ。


私はサンタさんじゃないから、想像だけじゃ満足できないんだ。


笑顔を見たいというのには同意なのだが、私は想像だけでも満足する人間だからだ。私はそういう人間なのだよ。そんな人間であるから、私には多くの読者はつかない。それが、komoko-i氏やmaname氏と私との決定的な違いだ。私はこれからも誰かを傷つけて生きていく。それが私なのだと、そう思っているよ。