愛しい声よ


「周回遅れでかまわない - のきにっき」


もしも本当になにかをわかって欲しいのならば出来事をちゃんと描写した方が共感とかが得られたり、「自分だったらこう思う」なんて反応を受け取りやすいのかもしれない。

私は何かをわかって欲しいと思って此処で書き出したわけではない。確かに共感や反論を貰う事は人並みに嬉しく思うが、決して私はその為に此処で書いているわけではないのだ。

だが、そんな私であっても、「その人」の反応は欲しいと思っている。誰かの反応ではなく「その人」の反応を求めているのだ。だから、私は此れからもこのスタイルで書いていくだろう。私が愛しく思う「その人」の微かな囁かれる声を耳にする為に。