私は書かれているものを純粋に楽しみたいだけだ


「ちょっとそこまでいってくる - この釣り加減は、たまらなく良いね。釣りの記事は読みもしなかったけど。」を読んで。


そして、情報というキーワードでブックマークしていたこの記事を引っ張り出してこよう。(笑)


そのブログに書かれている情報が真であるか偽であるかは明らかに分かる場合もあるし、断言出来ない場合もある。偽の情報を信じ込んでしまって、それを自分のブログに更に書いてしまう事もあるだろう。それは確かに問題であり、偽の情報であると誰が見ても明らかな場合はそれを訂正して貰うのも是である。
だが、情報の中には、ブログを書いている人間の情報というものもあるよな。その人がその日どう過ごしたか、誰とどんな話をしたか。そういったものも情報として捉えるとしたら、その書かれた日常が作られた出来事であった場合、それをどう見分けるか。それは無理な話だ。その人が嘘の一日を書いているとは誰にも言えない。しかし、嘘である場合だってあるわけだ。


私は他人のブログ記事を読む場合、全てをそのまま鵜呑みにはしない。誰でもが知っている事以外は真実なのだとは思わないようにしている。
色々な体験を書いている人もいる。そういった人々が嘘を書いているとは言わないが、だがしかし、例え写真を公開して何かを訴えていたとしても、それをそのまま信じる事は出来ない。その写真の人物が本人であるかどうかも誰にも証明は出来ないからな。しかも、最近では写真を合成や加工で作り上げる事も誰でもが簡単に出来るしな。


その個人サイトの管理人だけ知っている情報などというものには、興味はない。もっと言えば何かに対しての言及や、言及元になる引用元が不透明なサイトは、偽の情報を掴まされる可能性が高いために読んでいない。


一見、yuita氏が言われている事と私の姿勢が同じと思われるかもしれない。だが、私は氏のように興味が無い訳ではない。興味はあるのだ。書かれている事が偽であっても構わない。私はそれでも書かれているものは読みたい人間だからな。私は書かれている事が真実か嘘かには興味が無い。書かれている事が心に響けば読むし、響かなければ回れ右だ。それは恐らく、私がネットで出会うテキストを小説のように捉えているからなのかもしれない。真実か嘘か、小説ではそんな事を持ち出すのは無粋である。私は純粋に書かれているものを楽しみたい。ただそれだけなのだ。


【追記】どうやら当該記事の書かれた日記は削除されたらしい。私のせいかな?(苦笑)